☆ハーブスイーツ初心者の方へ〜レモンタイムとぶどうのカトルカール〜

2026年03月07日 07:08
日本ハーブスイーツ協会の、レモンタイムの手ごねスコーンの画像

お庭の香りを焼き込んで。驚くほど爽やかな
「レモンタイムとぶどうのカトルカール」

皆さんは「ハーブを使ったスイーツ」と聞くと、どんな味を想像しますか?

「少し薬っぽそう」

「香りが強すぎて難しそう」……。

もしそんなイメージをお持ちなら、この『レモンタイムとぶどうのカトルカール』は、その先入観を心地よく裏切ってくれる最高の一皿になるはずです。

そもそも「カトルカール」って?
フランス語で「4分の4(1/4が4つ)」を意味するカトルカール。

卵、砂糖、バター、小麦粉をすべて同じ分量で混ぜ合わせる、フランスの家庭で古くから愛されてきた伝統的なパウンドケーキです。

シンプルだからこそ、合わせる素材の個性がキラリと光ります。

「レモンタイム」が魔法をかける
今回、主役級の隠し味として選んだのは、畑で摘みたての「レモンタイム」。

その名の通り、タイムの清涼感の中に、レモンのようなフレッシュな柑橘の香りがギュッと凝縮されたハーブです。

葉を細かく刻んで生地に練り込むことで、焼き上がりのオーブンからは、バターの甘い香りに混じって、どこまでも爽やかな「初夏の風」のような香りが立ち上ります。

一口食べれば、バターの濃厚なコクをレモンタイムの香りがスッと軽やかに包み込み、次の一口が止まらなくなる……。 

ハーブ初心者の方にこそ体験してほしい、計算された「清涼感」の魔法です。

宝石のような「ぶどう」の贅沢な食感
トッピングには、一粒一粒丁寧に皮をむいた大粒のぶどうを贅沢に乗せました。

焼き上げることで、ぶどうの果汁が生地にじゅわっと染み込み、生のときとは違う「とろけるような甘さ」に変化します。

しっとりとしたカトルカール生地と、果肉のジューシーなコントラストは、まさに至福。

ハーブスイーツを愉しむコツ

最初はハーブを「香辛料」としてではなく、「天然のフレーバー(香り付け)」として捉えてみてください。レモンタイムは、レモン果汁よりも優しく、それでいて奥行きのある香りを届けてくれます。

ティータイムに、心の深呼吸を。
ハーブは、食べるだけでなくその「香り」で心をリフレッシュさせてくれる存在です。

摘みたてのレモンタイムを使ったこのケーキは、忙しい日常の中でふと立ち止まり、深呼吸したくなるような優しさに満ちています。

温かい紅茶と一緒に。

あるいは、少し冷やしてキリッとした白ワインと合わせても素敵かもしれません。

「ハーブって、こんなに美味しくて自由なんだ!」

そんな新しい発見を、ぜひこの一切れから始めてみませんか?

詳しいレシピなどは、日本ハーブスイーツ協会の『ハーブスイーツマイスター講座』のホームページにてご紹介しています。

このハーブスイーツの《香りと癒やし》についての過去記事はこちら。
https://www.herbsweets-japan.com/blog/170597/





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■まず最初に、全体像を静かに辿りたい方はこちら▼
https://www.herbsweets-japan.com/blog/173534/

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