こんがりと焼き色のついた、素朴な丸いビスケット。
その生地には、鮮やかな黄金色の花を咲かせるカレンデュラが練り込まれています。
今回ご紹介するのは、「カレンデュラのビスケット」です。
カレンデュラは、キンセンカとも呼ばれる植物。
鮮やかなオレンジ色や黄色の花を咲かせ、ハーブとしても古くから親しまれてきました。
そんなカレンデュラを、身近な焼き菓子に取り入れました。
カレンデュラって、どんなハーブ?
カレンデュラは、キク科の植物です。
太陽を思わせるような、明るい黄金色の花が特徴。
庭先やハーブガーデンでも親しまれ、花びらはハーブティーや料理などにも利用されています。
食用として使われるカレンデュラには、ほのかな苦味や植物らしい風味があります。
そのため、お菓子に使うと聞くと、少し意外に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
けれど、ハーブの風味は、ほかの素材との組み合わせによって印象が変わります。
小麦粉やバター、砂糖などと合わせて焼き上げることで、植物の個性を楽しみながら、親しみやすいお菓子に仕立てることができます。
〜お客様からいただいたご感想〜
実際に召し上がったお客様から、こんなご感想をいただきました。
「カレンデュラはほんのり苦い、と書いてあったので、少しだけおそるおそる食べました(笑)でも苦さはほとんどなく、ふわっとお花の香りがする、普通に美味しいビスケットでした。」
今回、特に印象的だったのは、食べる前の少し慎重な気持ちです。
カレンデュラには、ほんのりとした苦味がある。
そう聞いて、どんな味なのだろうと想像されていたのでしょう。
けれど、実際に召し上がると、苦味はほとんど気にならず、ふわりと花の香りが広がったとのこと。
そして、
「普通に美味しいビスケットでした。」
この言葉が、とても嬉しく感じられます。
〜「普通に美味しい」という、大切なこと〜
ハーブスイーツと聞くと、少し特別なお菓子を想像する方もいらっしゃるかもしれません。
花や葉を食べることへの戸惑い。
香りが強すぎるのではないかという心配。
苦味やクセがあるのではないかという印象。
初めての素材には、そんな小さな疑問がつきものです。
けれど、お菓子として味わったときに、自然と美味しいと感じられる。
それは、ハーブスイーツを身近に楽しんでいただくうえで、とても大切なことだと思います。
植物の個性を無理に強調するのではなく、焼き菓子としての美味しさの中に取り入れる。
今回のご感想は、その魅力をよく表しているように感じます。
〜小麦の香ばしさと、花の穏やかな風味〜
ビスケットは、素朴な美味しさを楽しめる焼き菓子です。
小麦粉の風味。
こんがりと焼けた生地の香ばしさ。
噛むほどに広がる、優しい甘さ。
そんな親しみのある味わいに、カレンデュラの花の風味を重ねました。
カレンデュラが主張しすぎるのではなく、焼き菓子全体の味わいの中に、ふんわりと花の香りが感じられる。
お客様のご感想からも、そんな仕上がりを楽しんでいただけたことが伝わってきます。
〜知らない植物も、いつものお菓子から〜
ハーブスイーツの面白さは、植物の新しい一面を発見できることです。
庭先で眺めていた花。
名前だけは知っていたハーブ。
ハーブティーとして親しんでいた植物。
そんな素材が、ビスケットやマフィン、クッキーなどの焼き菓子になる。
その意外性も、楽しみのひとつです。
今回のお客様は、少しおそるおそる食べ始められました。
けれど、最後には「普通に美味しい」というご感想をくださいました。
特別な知識がなくても、難しく考えなくても、美味しく食べられる。
そんな自然な親しみやすさが、ハーブスイーツの魅力なのだと思います。
〜花の香りを、いつものおやつに〜
温かい飲み物と、素朴なビスケット。
そのひと口に、カレンデュラの穏やかな風味が添えられている。
花を眺めるだけでなく、お菓子として味わう。
そんな楽しみ方も素敵ですね。
日本ハーブスイーツ協会では、32種類のハーブスイーツと、実際に召し上がったお客様のご感想をご紹介しています。
知らなかった植物の味わいも、いつものお菓子から。
ひと口の小さな発見を、楽しんでいただけたら嬉しいです。
ハーブを、お菓子に。香りを、暮らしに。
日本ハーブスイーツ協会
白水
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ハーブスイーツをお召し上がりになられた方々のご感想を、全種類掲載しています
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