レッドルイボスとイチゴジャムのシフォンは、どこか懐かしい、夕暮れ時の空を溶かし込んだような、穏やかな琥珀色をしています。
それは、派手な赤色ではなく、土の温もりや乾いた草木の気配を含んだ、深く静かな色合いです。
午後の柔らかな光が窓から差し込むとき、このシフォンの断面は、まるで陽だまりそのものを切り取ったかのように、優しく発色します。
お茶を淹れるひととき、ふと目に映るその色が、騒がしかった心をゆっくりと凪の状態へ戻してくれるかもしれません。
ルイボスの素朴な茶葉の色と、自家製ジャムの淡い紅が混ざり合う様子は、輪郭のぼやけた絵画のようでもあります。
完璧に整えられた色ではないからこそ、私たちの日常にある、ありのままの呼吸に馴染んでくれるのでしょう。
忙しなく過ぎる時間のなかで、このシフォンが放つ「間」のような色調に触れると、少しだけ自分を甘やかしてもいいような、そんな気持ちが芽生える気がします。
お気に入りの器にのせて、ただ眺めているだけでも、どこか遠くの景色を旅しているような、静かな充足感に包まれます。
特別な日ではなく、何でもない一日の終わりに、この色がそっと寄り添ってくれる。
それだけで、明日の自分をもう少しだけ信じてみたくなる、小さな光のような存在なのかもしれません。
あなたの普段の日常に、穏やかなハーブの香りを。
日本ハーブスイーツ協会の『ハーブスイーツマイスター講座』にて、その入口を静かにご用意しています。
このレッドルイボスとイチゴジャムのシフォンというハーブスイーツの『受講生の時間の中のハーブスイーツ』についての過去記事はこちら。
https://www.herbsweets-japan.com/blog/174528/
一一一一一一一一一一一一一一一一
■まず最初に、全体像を静かに辿りたい方はこちら▼
[https://www.herbsweets-japan.com/blog/173534/]